regeditのコマンドラインオプション
Windows 2000/XPのレジストリエディタ「regedit」は、通常はGUI画面で使用しますが、コマンドラインで使うこともできます。その場合にオプションスイッチを指定することができますが、「regedit /?」では説明が表示されませんので、コマンドラインオプションについて知らない人も多いでしょう。regeditのコマンドラインオプションは次の通りです。
書式;regedit [/L:system] [/R:user] [/C|/E|/I|/D|/S] filename or regpath
/C ;レジストリオブジェクトの作成
/E ; レジストリの書き出し
/I ;レジストリの取り込み
/D ;レジストリの削除
/S ;サイレントモードの指定 (確認のダイアログを表示しない)
追加パラメータ
/L:system ;systemファイルの指定
/R:user ;userファイルの指定
このうち、OSによっては使えないオプションもあるようです。
また、/C、/E、/I、/Dのどれも指定しない場合は、デフォルトで/Iが設定されます。
例
regedit /c c:\hoge.txt ;hoge.txtからレジストリオブジェクトを作成
regedit /e c:\hoge.reg HKEY_LOCAL_MACHINE\Security
;HKEY_LOCAL_MACHINE\Securityキー以下のレジストリをc:\hoge.regに書き出す (キーを指定しない場合はレジストリ全体を書き出す)
regedit /i c:\hoge.reg または regedit c:\hoge.reg
;c:\hoge.regの内容をレジストリに取り込む
regedit /d HKEY_CURRENT_USER_Hoge
;HKEY_CURRENT_USER_Hogeキーを削除する
regedit /s c:\hoge.reg
;サイレントモードでc:\hoge.regの内容をレジストリに取り込む